木地は紫檀、黒壇、花梨、鉄刀木、板材は無垢板を用い、天然漆で仕上げる。
乾燥のさせ方から、接合の技術、漆の原材料まで、こだわり抜いた伝統技法により生産をしております。
乾燥は自然乾燥。
人工的な乾燥方法は一切用いておりません。
板材は桟積み、角材は井桁積みにして自然乾燥をします。
木材を組み合わせて箱・家具・建具をつくることの総称。
古くは家具,調度類をつくることをいいます。
【棚物】
①棚板と柱の接合
「剣留め小孔ほぞ接ぎ」
②抽出部材の接合
「端止め小孔ほぞ接ぎ」「蟻組み接ぎ」
または「留めほぞ接ぎ板千切入れ」
③戸枠部材の接合
「留めほぞ接ぎ板千切入れ」または「留めほぞ接ぎ」
【机・台】
①天かまち部材の接合
「留め接ぎ板千切入れ」または「留めほぞ接ぎ」
②机の天板と脚の接合
「三方留め接ぎ」
※天板には、裏さんを取り付ける
【箱物】
①側板同士の接合
「蟻組み接ぎ」または「留め接ぎ板千切入れ」
②側板と底板の接合
「小孔ほぞ接ぎ」